編み物のお道具について、記事を3つ書きました。 クリックしておさらいしてね 必須編おいおい編あれば便利編で、今日は必須編で残っていた 編み針編。 必須も必須、一番肝心の編み針。 今日の記事も、マニアックな方向けではなく、「これから編み物を始めようかな」という「 超初心者」の方向けの記事です。
まず、編み物の技法として、日本の編み物学校で必ず習う、   超メジャー   な技法が3つあります。 「3大技法」ですな。 それがこの3つ  かぎ針編み  棒針編み  アフガン編み 上2つの技法が「○○ 針編み」というのに対して、「アフガン編み」は「アフガン針編み」とは言いません。 なぜかは知りません(笑) ま、それは置いといて  3大技法は、それぞれ使う針の形が違いますので、編みたい物に合った針をお選びくださいね  上から かぎ針 棒針(2本針) アフガン針
これから数回に分けて 「それぞれの技法で、超初心者さんは、まずはどの針を買えば良い?」の説明をしたいと思います。 今日は かぎ針編みのお話ですが、棒針、アフガン針は後日アップしますので、お待ちくださいね。 記事が書け次第、それぞれリンクさせます   棒針編み  アフガン編み
では、今日は かぎ針編みで、超初心者さんは、まずはどの針を買えば良い? のお話をしたいと思います。 今日も写真は、アフィリエイトになっているものもありますので、気になる方は、ご自分で検索なさってくださいね。 (写真をお借りするのに簡単なので、アフィリエイトを利用しています) かぎ針編みかぎ針は、15cm程度の棒の片側に、その名のとおり「かぎ状」のものが付いています。  同じ号数(太さのこと。写真は5号)で、同じメーカーさん(クロバーさん)から出している物でも、これだけ種類があります。  他にもいろいろなメーカーさんから、いろいろな素材、デザインのものが出てますので、ご自分の好みに合わせてお買い求めくださいね。 ちなみに私は写真中央のペンEというものを使っています。 かぎ針は針の太さによって2号〜10号、それ以上の太さのものは「○○ミリ」という表記になります。 以前の記事でも使ったこの画像の記号は、かぎ針編みの記号です。  「これが編みたい  」って思った時、編み図がこんな記号の時は、かぎ針をご用意ください。 この際の注意点としては、同じ形で、針の号数がうんと細くなる レース針というものがあります。 これは本当に形が似ているので、注意してくださいね。 パッケージには必ず「かぎ針」なのか「レース針」なのか書かれてますし、断定はできないのですが、総じて「かぎ針は針のお色がゴールド」「レース針はシルバー」って場合が多いような気がします。 例えばクロバーのレース針はこんなの ペンEは、持ち手は同じ色なのですが、針の色がシルバーです。 こちらは一目瞭然、全部がシルバー アミュレは・・・ちょっと違いがわかりませんでした。 わかりましたら、追記します。
次の心配は 「何号を用意すれば良い?」 ってことだと思うのですが、デザイン、編み図アレンジせずに、本の通りの編み図で、本で指定されている針の号数がある場合は、その号数の針をご用意ください。 例えば、こちらの本ですと、用意する糸は【スキー毛糸】というメーカーの、【スキーメリノシルク】という糸。 針は【かぎ針 4号】を用意すればOKです。 かぎ針は4/0号と書いていますが、お店では「かぎ針4号」と言えばOKです。  先生がご用意されたキットなどを編まれる場合は、先生のご指定どおりのものを揃えていただければOKです。 絶対編み物を続ける   だから、一気に号数を揃えたい   と思われる方にはセットになっている物も、売ってます。 こちらを買ったら、どの編み物教室に行かれても、間違いないです  あとは、先日、記事をアップした【必須編】の持ち物と合わせて、初めてのお教室に行きましょう 【必須編】の記事はこちらをクリック「かぎ針4/0号の/0って何  」って気になる方もいらしてね ストロベリーシーズの編み物レッスンのご案内はコチラですスマートフォン版のご案内はコチラです
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初心者さんが編み物教室に行き始める時に、揃えておいた方が良いもののお話の最終話(?)【あれば便利編】です。 前回の記事からのおさらい
初心者さんが、編み物教室に通うのに必要となってくるものは・・・
必須  ・編み針 ・糸切りはさみ ・とじ針
記事はこちらをクリック
おいおい必要となってくるもの ・定規 ・待ち針 ・テクニックブック(記号の説明や、とじはぎなどを解説した本)
記事はこちらをクリック
あれば絶対便利なもの ・クリップ式マーカー
ということで、本日は クリップ式マーカーのご紹介です。 今日はお品物が1つなので、たたまずに行きます。 また、商品のお写真などは、アマゾンのアフィリエイトになっているので、気になる方はご自分で検索して調べてくださいね。 クリップ式マーカーってこんなものです。 プラスチック製の安全ピンみたいな形で、クロバーさんの場合、商品名は「段数マーカー」となってますが、その名の通り、段数をマーキングしておく・・・というのがメインのお仕事です。 こちらはチューリップさん(メーカーさんの名前です)の商品 形がかわいいのと、商品画像のところに、使い方例が出てるので、見てください。 段数をマーキングしておくお仕事の他には ・目を区切る ・少しの目数の場合の休み目を休ませる ・かけ目の代わり (特に引き返し編みの時は便利) ・かぎ針編みの途中で休憩をしたい時、最後の目に通してほどけないようにする なんてお仕事もできます。 とにかく便利で、私のお教室に長く通ってくださってる方には、もれなくおすすめするのですが、多分、全員が買ってくださっていて、全員がうまく使ってくださっています。(と、私が拝見している範囲ではそう見えます・笑) 最初のうちは「安全ピン」や「糸印(いとじるし)」などでも良いと思います。 そのうち「やっぱ、専用のものが便利だわ」って思ってくると思うので、その時にご購入されると良いと思います。 ちなみにクリップ式のが販売される前は、こういうものがありました。 今も販売はされてますが・・・ 目数を区切るのも、段数のマーカーとしても、不都合なことがあって、正直言って、私はこれはあまりオススメしません。 (目数を区切って何段も編み進めると、その部分が"キズ"になる) (段数マーカーは、気づいたら、外れてなくなってる) なんか、良い使い方があるのかもしれませんが、私には今のところはそれが見つけられてません。 クリップ式のはこれの働きの両方をすることができていて、不都合な点が解消されています。 ですので、新しく買うのでしたら、絶対クリップ式の方がオススメです  さて、計3回、初心者さんが揃えるべき・・・ いや、「べき」までは言わないけど、多分、おいおい揃えることになるであろう、お道具の紹介をさせていただきましたが、残りは必須も必須 編み針のお話が残ってます。 こちらはまた日を改めてさせていただこうと思います。 あまりマニアックなことは書きません。 超初心者さんが編み物教室に行こうかな?どうしようかな?って思ってる段階での 資料になる感じのものを書こうと思います。 「いやいや、それまで待てないし〜」って方は、直接編み物レッスンでご質問してね ストロベリーシーズの編み物レッスンのご案内はコチラですスマートフォン版のご案内はコチラです
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【おいおい編】って変なのー、って思われることも構わず(笑)前回の続きをお話します。 前回の記事からのおさらい
初心者さんが、編み物教室に通うのに必要となってくるものは・・・
必須  ・編み針 ・糸切りはさみ ・とじ針
おいおい必要となってくるもの ・定規 ・待ち針 ・テクニックブック(記号の説明や、とじはぎなどを解説した本)
あれば絶対便利なもの ・クリップ式マーカー
ということをリストアップして、 前回は必須のお道具の説明をしました。 今日は【おいおい必要となってくるもの】のお話をしたいと思います。 今日も商品のお写真などは、アマゾンのアフィリエイトになっているので、気になる方はご自分で検索して調べてくださいね。 今日も長くなるのでたたみます。 下の【続きを読む】をクリックしてくださいね。 ストロベリーシーズの編み物レッスンのご案内はコチラですスマートフォン版のご案内はコチラです必須のお道具の記事はこちら
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では、早速まいりましょー   まずは・・・ 【定規】まぁね、これはね、皆さんご存知のものです。 本の作品を編む時は「本のとおり、寸法が出てるかな?」と調べたり、ご自分デザインの作品を編む時はゲージをとったりなどに使います。 その場合によって、20cm〜30cmのもの、メジャーなどが必要になりますが、まずは20cm〜30cm程度のものがあれば良いです。 まずはお家にある「ものさし」でも十分なのですが、もし、改めてご購入されるのでしたら、金属のものをオススメします。 こういうのね。 私が何にこだわったかと言うと、 透明でない、ということ。 透明だと、編み地の上に置いた時に、当然ですが編み地が透けて見えて、目盛りが見えづらい   あとは重さがあるので、編み地の上に置いた時、プラスチックのものよりも安定しやすいってのも便利です。 でも、基本的に長さが計れればOKです  20cm程度あればOKっス 【待ち針】編み物で【待ち針】ってあまりピンとこない方もいらっしゃると思うのですが、編み物に待ち針、使うんです  クロバーからも「あみもの用仕上針」って名前で出てます。 「仕上針」って呼んでるとおり、主に「袖付け」などの時に仮止めするのに使います。 必須です   めんどくさいからあまり気が進まない方もいらっしゃると思うのですが、きちんとしたものを作られたい時は、必須です   待ち針で仮止めをした後、ちゃんと袖が付いてるかを、この時点でチェックします。 アイロンの時にもバンバン使います。 バンバン使うのですが、もともとアイロン用に作られてないので、アイロンの熱で頭が溶けます  私はヴォーグ学園で、アイロンがけを教えてもらった時に、この「仕上針」を使うのを教えてもらったし、教科書でも出てるので、ずっとそうしていたのですが、数年前からこれの存在を知って、アイロンがけの時はこちらも使うようになりました。 こちらは、ヘアアレンジの時に使うUピンのような形なのですが、頭がないので"溶ける"とか"取れる"とかの心配がないです。 若干、アイロン台に刺しにくい気もするのですが、慣れてくれば大丈夫なのかも。 「仕上針」は100本入り、「フォークピン」は50本入りですが、どちらもそれくらい使います。 特に「フォークピン」は50本じゃ足りない時もあります。 「ニット用待ち針」の中にはこういうものもあって、私も在庫として持ってはいるのですが、使ってませんし、仮止め用、アイロン用という機能を考えると、絶対にオススメしません。 ただ、可愛いので  ピンクッションを販売する時に、セットでお付けしたりしています。 他にもいろいろあると思いますが、お教室に通われている方は、まずは先生に相談してお買い求めくださいね 【テクニックブック】「記号」の説明や、仕上げ方が載っている本です。 作品集を買われたら、巻末に、例えば「細編みの編み方」などがイラストなどで説明されてると思うのですが、それをまとめたものが1冊あると便利です。 ちなみに私のオススメはこちら。 ヴォーグ学園に入った時に揃えないといけない教科書の中の1冊で、未だに使っています。 棒針、かぎ針、アフガン編みの3技法を網羅されていて、記号の解説はもちろん、主な作り目や仕上げ方も載っています。 これは、先生によってオススメされる本は様々だと思うので、先生のオススメを買ってね  残りの【あれば便利なもの編】はまた後日 ストロベリーシーズの編み物レッスンのご案内はコチラですスマートフォン版のご案内はコチラです必須のお道具の記事はこちら
4月も中旬になってきました  「春から新しいことを始めようかな  」 って方や・・・ 「お子さんも学校(幼稚園)に行き始めたので、空いてる時間で何かやりたいな」 って方もいらっしゃると思います。 そういう方はぜひぜひ編み物を始めてください 編み物は冬なイメージもありますが、春夏はレース編みなど、季節を感じられる作品もあるし、それに秋冬に、セーターなどの大物を編むにしても、練習するのは悪くないはず。 「桜のがま口」(ストロベリーシーズオリジナル) とにかく写真を入れておかないと、Facebookで夢のない画像が出ちゃうんで、入れさせてください〜
ということで、ぜひお近くの・・・よろしければ、ストロベリーシーズの編み物レッスンにいらしてくださいね ストロベリーシーズの編み物レッスンのご案内はコチラですスマートフォン版のご案内はコチラですさて、ここからが本題(笑) 実際ね 「編み物、やってみたいな・・・」 って思われても、 「周りに聞く人もいないし、どうすれば良いんだろう  」 「ここのお教室、どんなだろう  講習料とかは書かれてるけど、他に何がいるんだろう  」 「材料はお教室の方で用意してくれるみたいだけど、道具は持参って書いてあるし」 「道具って、最初は何を揃えればいいんだろう 」「聞きたいけど、なんて言って聞けばいいんだかわからないし・・・」 と(  例え話が長いっすな  )ドキドキされている方もいらっしゃるはず。 今日は、文字が大きくなっている疑問、 「初心者は、どんな道具を揃えれば良い 」のお話をしたいと思います。 まずは、ざざっとリストアップさせていただきます。 必須  ・編み針 ・糸切りはさみ ・とじ針 この3つがあれば、 初心者さんとしては、当面間に合います。 おいおい必要となってくるもの・定規 ・待ち針 ・テクニックブック(記号の説明や、とじはぎなどを解説した本) あれば絶対便利なもの・クリップ式マーカー あとはそれぞれに応じて必要なものが出てくると思いますが、まずは「初心者さんが、最低限、ないと困るもの」ということで、上記のものを上げさせていただきました。 「必須」「おいおい」「あれば便利」を日に分けて、1つずつ説明させていただきますね。 今日は「必須」のもの。 しかも一番大事な【編み針】 ですが、こちらは かぎ針、棒針、アフガン針、他にもいろいろあって、話が長くなるので、また後日、改めて説明しますね。 (お教室や、編み物本でご指定の針をお持ちになれば  です) ということで、あえて、編み針以外のお話を先にさせていただきます。 なんか、めっちゃ長くなりそうなので、珍しくたたみます。 下の【続きを読む】をクリックしてくださいね。 ストロベリーシーズの編み物レッスンのご案内はコチラですスマートフォン版のご案内はコチラです
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【糸切りはさみ】編んだら、糸を切らなきゃね。 ってわけで、 糸が切れれば良いです。 まずは、家にある、【糸切りはさみ】か、なんなら、間に合わせで【紙切りはさみ】をお持ちになってくださっても構いません。 多分、おいおい「やっぱ、紙切りはさみで糸は切りにくいわ  」って気づいてくると思うので(笑)、その時に買ってくださっても構いません。 こーんなかっこいい糸切りはさみもありますが 私はやっぱり和はさみが好き  何が良いかと言うと、普通、使う時の順序として、 はさみを持つ はさみの刃を開く  はさみの刃を閉じる  糸を切る ですが、和はさみの場合、赤字の はさみの刃を開くって作業が不要になります。 これって些細なことだけど、作業していく中では結構重要   和はさみ、洋はさみ、どちらも持ってますが、【糸切りはさみ】に関しては 和はさみ を使う場合が圧倒的に多いです。 紙切りはさみ、布切りはさみは 洋はさみ ですね。 ちなみに私が、お教室に携帯しているはさみはこちら。    こちらは、持ち手のところに"バネ"がついてて、 和はさみ と同じように、開く動作がいりません。 しかもたためてコンパクト  オススメです  続いては・・・ 【とじ針】編み物にも、 縫い針 のような形状の 【とじ針】 というものが必要になってきます。 お家にある 縫い糸 ではなぜダメなのかというと、普通の縫い糸では「毛糸が穴に通らない」のでダメなんです。 刺繍針は、通る可能性もあるので△です。 もし、あらためて揃えられるのでしたら、編まれる糸の太さにもよりますが、まずは、こちらをご購入されたら間違いないです。 下にあるものもいわゆる とじ針 です。 一応説明はしますが、こちらは おいおい、必要な時に揃えられると良いと思います。 カウチンなど、太い糸で編まれる時は、太糸用が必要です。 また、似た感じのもので、【シャープポイント】というものがあります。 商品紹介の写真を見ていただくとわかるのですが、編み物用のとじ針は、糸が割れにくいように、先が丸くなっています。 それに対して【シャープポイント】は、先が縫い針のように尖っています。 こちらは、例えば「返し縫い」で袖付けをする時などに使います。 私も袖付けは「(半)返し縫い」でつけるのですが、その場合、【シャープポイント】は必須です   ですので、【シャープポイント】は、大物を編まれる時に揃えられると良いと思います。 ということで、今日は「必須」のお道具のご紹介でした。 【編み針】と、今日ご説明した【糸切りはさみ】【とじ針】をしっかりバッグにお入れになって、編み物教室にいらしてくださいね  「おいおい」「あれば便利」はまた後日、ご説明します ストロベリーシーズの編み物レッスンのご案内はコチラですスマートフォン版のご案内はコチラです
かぎ針編みの立ち上がりの話をしたら、この話も説明しないわけにはいきません。 前回の図と同じものです。    この質問もよくされる質問の中の1つです   「立ち上がりは1目に数えますか?」
A. はい、数えます。 細編み以外はね。 つまり、 細編みの立ち上がりは1目とは数えません。 それ以外は1目と数えます。 こちらもまた前回使った記号図なのですが、よーくご覧下さい。  長編みの方は、左右にある立ち上がりの鎖編み3目の上に、長編みが乗っています。 逆に長編みの上に立ち上がりがある時は、立ち上がりのみで、さらに長編みを編むようにはなっていません。 これは、立ち上がりの鎖編み3目が、長編み1目と同じ扱いになっているという意味ですね。 一方、細編みの方は、左右の端の1目は、立ち上がりの目の他に細編みもバッチリ入っています。 これは、立ち上がりの鎖編み1目は、目数を数える際には無視っっ   ってことです。 これが基本ですので、覚えてくださいね  はい、ではみなさんでご一緒に  立ち上がり 細編みだけは 1目編むストロベリーシーズの編み物レッスンのご案内はコチラですスマートフォン版のご案内はコチラです
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お教室でお教えする時に、ついつい専門用語を使ってしまうことがあります。 編み物を長くされている人にとっては、当たり前な言葉であったり、当たり前なことであるので、ついついやってしまうのですが・・・ これはいかんですね。 例えば、かぎ針編みの「立ち上がり」についてです。 初めての人に「立ち上がり」って言っても「どんな編み方?」と迷われる言葉ですよね。 立ち上がりと言うのは・・・ 例えば、かぎ針編みでシート状のものを編む時はこんな図になりますね。  赤で書かれてるのが「立ち上がり」と呼ばれる部分です。 具体的には「長編み」の場合は「鎖編み3目」、「細編み」の場合は「鎖編み1目」です。 ほとんどの場合、この記号がついています。 つまり、ほとんどの場合は 必須です。 例えば、編み物本などで、バッグを編む時、底になる部分は図の下の方「細編みの記号図」が書かれてる場合が多いです。 図が書かれていれば良いんです。 その通り編めば良いんですから。 でもたまに「底は細編み○○目○○段を編みます」とだけ書かれてるものがあります。 その時は細編みの方の記号図と同じように編むわけです。 自動的に「立ち上がり1目」が付くわけです。 これは何のためにあるのでしょうか? 実際の編む作業を考えてみましょう。 鎖編みの作り目から、1段目の細編みを編む時、くるりとひっくり返しますよね。 で、細編みをしようとすると・・・ ちょっと大変じゃないですか? さらに1段目が編み終わった後、2段目に移る時に、またひっくり返す。 そして細編みを編む・・・ やっぱりキツキツになって大変でしょう? それを解消するために「立ち上がり」というものがあります。 もし立ち上がりがなかったら、編み地の両端だけが短くなってしまいます。 細編みはまだましです。 中長編み、長編み、長々編み、高さがでる編み方であればあるほど、そうなってしまいます。 ですので、通常はシート状のものを編む場合、先生に何も言われなくても、本に特別に記載がなくても、立ち上がりは必須です。 そして、編み目の高さによって、立ち上がりの鎖編み目の目数は決まっています。  ですが、この目数を編むと、生徒さんの中には「なんか隙間があいてしまう」という悩みも伺います。 そうなってしまうの、私もすごく理解できます。 それではなぜ、そういうふうになってもこの目数を編むのか? これは私個人の考えがあるのですが、これはまた後日ご紹介させてくださいね。 (立ち上がりに関しては、もう1つ別の内容と合わせてパート3まで行く予定  ) みなさんもこれを教科書的ルールとして理解された上で、いろいろ工夫してみてくださいね。 ストロベリーシーズの編み物レッスンのご案内はコチラですスマートフォン版のご案内はコチラです
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かぎ針編みを始めたばかりの方が、よく迷われることの1つに 長編みのモチーフ、1段が編み終わる時の最後の引き抜き編みは、どこに針を入れれば良いのか?ということがあります。 例えば丸モチーフ。 この図の赤丸の部分ね。  1段目の編み終わりです。 さて、どこに針を入れましょうか    多分、教科書には下の2パターンのうちの、どちらか1つが出てると思うんです。 (名称は、私が勝手につけました) 「半目と背」バージョン  写真では見えてませんが、裏山も一緒に拾ってます。 「上2本」バージョン  よくあるのは「半目と背」かな? 私が使ってる教本にも出てます。 この教本ね。 でも「上2本」ってのも確かに教本に出ています。 例えばこちらの教本には「上2本」バージョンが出ています。 (どちらも著作権の関係で、誌面をアップするのは差し控えますが、上の本は私が持っているので、自信を持って確認済み。下の本は、 tmkニットルームの藤田智子先生(ともこさん)のご協力で確認させていただきました。) ということで、どちらも「教科書的にはOK  」なんです  でも、出来上がった時の「編み地の様子」がちょっと違ってきます。  左は「半目と背」、右は「上2本」を拾った編み地です。 わかりにくいので、印をつけますね。  右の「上2本」は、ちょっと隙間が空いちゃってますね。 これは、「上2本」を拾うことによって、立ち上がりの鎖3目が横を向いてしまって、そのため、目が痩せて見えちゃうからです。 段数が少ない場合はまだ良いのですが、段数が増えれば増えるほど、「あ、ここ、なんか他の部分と違う」ってことになります。 一方、左の「半目と背」の方は、立ち上がりの鎖3目の一番上の目を割ることになるので、他の長編みの頭の様子と比べた時に、そこだけ「長編みの頭が途切れてる」というイメージになります。 このように一長一短ですので、あとは 個人の好みで決めれば良いと思います。 私の場合は、 「上2目」の隙間は、パッと見で気がつく。 「半目と背」の長編みの頭の途切れは「まぁ、よく見ればね・・・」って程度の違いのような気がする ということで、 「半目と背」を推奨しています。 今回、ともこさんともこのことでお話させていただいたのですが、ともこさんは、「編み物のお勉強」という 第3の理由で、「上2本」で教えられているとのこと。 どんなお話を伺ったのかは、ともこさんのお教室のお話でもあるので、ここでは控えさせていただきますが、「なるほど   」な部分もあるので、やっぱり人によって違うのだなーと思います。 でも私たちが共通してるのは「どちらも教科書的にはOK   」でした。 どこに針を入れたら良いのかを、迷われている初心者さんは、ぜひ参考になさってくださいね  また、この記事に関して、tmkニットルームのともこさんには大変お世話になりました。 ありがとうございました。 おかげさまでこんな記事が書けました。
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新しいキットのお話の続きをしようと思ってたのですが、先日、私のレッスンに通ってくださってるNさんから、掲示板でご質問をいただいたので、せっかくですのでそちらを先にしますね。 前回レッスンの時に靴下を編む時に輪針ではなく短5本針というのを使うと教えて頂いたのですが、ミニ輪針なら問題なく編むことが出来るのでしょうか? また、どちらでも編めるとしたら初心者はどちらで編む方がやりやすいでしょうか?
うん、悩みますよね。 今日の記事はとおーーっても長いので、結論から言いますね(笑) (商品リンクはアフィリエイトです。気になる方は検索などで商品を探してくださいね) A 筒で編むタイプのくつ下は、全体を輪針で編むのは不可能。 編み図がそのように工夫されてるものであれば大丈夫。
初心者の方には A 筒で編む形のくつ下の場合、途中までミニ輪針で編んで、針が間に合わなくなってきたら5本針(4本針)に持ち替えるのが簡単かな? ミニ輪針が使いづらかったら、ごめんっっ 
って感じです(笑) これを説明していきますね。 5本(4本)針は、針の両端とも細くなっている針で、襟ぐりなどを編む時に使います。 たとえばね、またまたこの作品で申し訳ないのですが・・・  この作品の袖は、袖口から編んでいるのですが・・・ 明るくなってるところね。  輪に編む時に5号針を使います。(この続きを編む時に、もう1本、足す予定。4本針でも可) くつ下も同じような感じですね。 この前、見ていただいた写真の中にあった、こちらの3つの くつ下のうち2つは足首側から、1つはつま先側から5本針で輪に編んでいます。 どれもレッスン内でキット購入可能です。 左のものは糸が廃盤のため、変わります。でも5本針で輪に編むって・・・ 初心者の人にはちょっとハードルが高いよね。 針の分かれ目では、いちいち持ち替えないといけないし・・・ 『同じところで針を替えると、その部分が傷になるから、ちょっとずつずらせ』って、先生、めんどくさいこと言うし・・・ "するん"って目が針から落ちたらどうしようって心配だし・・・ となると、 輪針の方が良いんじゃないの  って思いますよね  輪針ってこんなのです。 針と針の間が、ナイロンコードでつながっていて、ひたすら一方向にぐるぐる編むことができます。 (余談ですが、この針で平編みも編めます。)
この写真の針は「0号40cm」と言って、「針の号数は0号ですよ。針の先からもう片方の針の先までの長さが40cmですよ」という意味です。 たとえば、さっきのフェアアイルの胴体部分は輪針で編んでます。  写真にいろいろ突っ込みどころがあるのは置いといて・・・  使ってるのは「3号60cm」です。 他の号数はもちろん、長さも40、60、80cmが一般的にで、最近はスヌードなど、大きなものをいっぺんに編める120cmや、逆に ミニ輪針なんてのも販売されているようです。 こちらのショップではクロバーさんの23cmがありますね。 パッケージには くつ下の写真もあったりするので、 くつ下を編んでいただくことを想定されて作られたのだと思います。 となると、そりゃー、 「輪針ではダメですか?」って思っちゃいますよね  でも、 いろいろ工夫しないと、輪針だけではダメなんです。 赤字の部分がミソだね。 「できない」ことはないんです。 今回はごくごく一般的な話をしますね。 さっき見ていただいた写真のくつ下の編み方では、 足首から始まって、ずっと筒で、そしてつま先まで編んでいく。最後はメリヤスハギ。(またはその逆) という編み方をしたって言いましたよね。 となると? つま先は23cmの針では編み進めなくなるってことですね。 どう考えても、1周10cmあるかないかの部分を23cmで編むことは、かなり無理がある・・・ なので、この場合、どうするかと言うと、いよいよ編めなくなってきたら、5本針(またはそれ以下)に持ち替えて編むということになります。 ね、どちらにしても5本針(4本針)は必要になってくるってわけです。 でも途中で5本針に替えるって方法は、一番編みやすい方法 かもしれません。 断定をしないのは、これから書く理由を読んでね。 話を戻しますが、いろいろ工夫をすると、輪針だけで編むこともできるんです。 こちらはクロバーさんのサイトのくつ下の編み方の動画ですが、これも一つの方法です。 確かに輪針だけで編んでるけどね〜  って感じの編み方です。 ま、これもアリっちゃアリです。 あと、この形の「かかとを引き返し等で作る」くつ下は途中で「休み目」をする部分があります。 そうなると、輪張りの場合は、その部分で「休み目の部分を別糸にとって・・・」という作業が必要ですが、5本針(4本針)の場合は、うまく針を分けると、そのまま放っておくことができます。 ちょっとしたことですが、めんどくさがりの私は、工程が省かれて楽かな〜って思っちゃいます  あとはね〜、これは私が使ったことがないので、なんとも言えないんですが、ミニ輪針を使ったことがある人に聞いた話だと「とにかく編みづらい」とのことでした。 手に持つ部分(針部分)があんなに短いので、想像したら「確かにそうだよなー」って思ってしまって、そのため、私はミニ輪針1本も持ってないんです。 ということで、トータルで考えて、私は5本針(4本針)で編むことをお勧めしているんです。 だからと言って、輪針で編むって方を「ああ、こんなことして・・・」とは全然思うことはありませんし(ここ重要   )、逆にこういうことって 編み物のおもしろさを感じますよね。 なんか、すっごい工夫してるっっ   って感じずにはいられません。 と、まぁ、とっても長くなりましたが、結論をもう一度言いますと・・・ A 筒で編むタイプのくつ下は、全体を輪針で編むのは不可能。 編み図がそのように工夫されてるものであれば大丈夫。
初心者の方には A 筒で編む形のくつ下の場合、途中までミニ輪針で編んで、針が間に合わなくなってきたら5本針(4本針)に持ち替えるのが簡単かな? ミニ輪針が使いづらかったら、ごめんっっ 
です(笑) あ、あと最後に・・・ ミニ輪針は23cmだそうですが、私の編み図は足首周り、甲周りは20cmで作ってます。 これはそれぞれ皆さん違ってくるので一概には言えませんが、私はやっぱりミニ輪針・・・むりかなぁ〜  (個人の感想です) 最後まで読んでくださった方、いらっしゃったかな? なんとなくでも、私の考え、理解していただけたかな?(ドキドキ  ) 本当にありがとうございました(笑) Nさん、わからなかったらご遠慮なく・・・というか根気よく何度でも聞いてやってください。 よろしくお願いします。
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ストシーの掲示板に「分散増し目とは?」というご質問をいただきました。 文章だけで説明させていただくのは難しいので、こちらに図を交えて説明させていただきますね。 もし間違いや追加した方が良いコトなどございましたら、こちらにご遠慮なく書き込んでくださいまし。 私も勉強させていただきます~。 ちなみに「分散増し目」だけでなく「分散減目」も同じ考え方で、「分散増減法」はその両方のことを指しますので、この説明で大丈夫です。
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ご質問くださった方は「初心者さん」ということですので、多分本をご覧になって編んでいる中に「分散増し目」という言葉が出てきて迷っていらっしゃる・・・と想像したのですが、もしご覧の本に編み図がきっちり描いてあるようなら何も気にせず編まれれば大丈夫だと思いますよ。 「増し目はここでする!!!」というのが図を見てわかれば何も問題はありません。 「分散増し目」は「ねじり目」とか「かけ目」などの具体的な技法ではなくて、「増し目をする箇所は、編み地全体に分散させてますよ」という状態を説明したものと考えてくださいね。 具体的に言うと、絵を描いてみたのでご覧ください。クリックで拡大します  まず全ての図は「作り目12目から8段編み、最終的には18目に増やす」「×は増し目をしている箇所」という意味の図です。 図1は編み地の両端から1目めと2目めの間にねじり目などで1目増す・・・という方法で増し目をした場合です。 これは、ごくごく一般的な形のセーターを編んだ場合の袖は、こんな感じで増し目されていっていると思います。 この方法で編んでいくと、編み上がりは図1のような台形になります。 次に図2ですが、こちらは分散増し目です。 図1に比べて、増し目をしている箇所が編み地に均等になってる感じでしょ? この方法は模様編みで使われる場合も多く、模様の間で増し目をしたり、模様自体が大きくなったりして目数が増えていきます。 かぎ針編みでの分散増し目(減目)では、こんな模様集も専門に出ていますよ。 ひとめでわかる分散増減目この表紙で模様間が広がっている様子、わかるかしら? この方法で編むと図の通り扇型になります。 これは丸ヨークなどに使われます。 図3も分散増し目ですが、2と何が違うかというと、図2が1つ1つ独立した模様(例えば縦につながる縄編みなど)の場合だとすると、図3は全体的に広がっている模様(例えば全体的に絵が広がっている編み込みなど)の場合と思ってください。 (もちろんそれ以外にもありますが) 計算だけでなく、多少増し目のタイミングがずれても、模様がくずれないように目で確かめながら増し目の箇所を決めていく必要がある場合はこんな感じになることもあります。 いかがでしょうか? ご質問くださったあいさん、少しでもお力になれると良いのですが・・・ 私は本当に説明が下手なもので、もしわからないことがありましたら根気良く何度でも聞いてくださいね。
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